インカレを終えて

いとぅーです。

実家でブログ書いています。相変わらず怠惰な生活を送っています。

3月7日、8日はオリエンテーリングの学生選手権、通称春インカレが愛知県新城市で行われました。2005年にオリエンテーリングの世界選手権が行われた日本オリエンテーリング界の聖地とも言われる場所。

7日は個人ミドルディスタンス競技、8日はリレー競技が行われ、学生の頂点を争う熱い闘いが繰り広げられた。

結果から言うと、7日はうちの京都大学のエースが優勝して秋のインカレについで2冠を達成。3冠を目指した8日のリレーは惜しくも東大に敗れて京大は準優勝だった。最後まで白熱した展開で応援にも力が入った。

 

3走がゴールした瞬間、なぜか涙が流れてしまった。泣き虫な自分であるがこんなに泣いたのはいつぶりだろうか、というぐらい泣いてしまった。周りのみんなも黙って選手を見つめることしかできなかった。

1年間京大全体で優勝を目指してトレーニングに励んできた。努力だけでは他の大学にも負けないと思う。そして本番も選手はそれぞれ最高のパフォーマンスをした。

 

それでも勝てなかった。

 

超えられない壁があった。

 

実力の差を見せつけられた。

 

悔しい気持ちは痛々しいほど伝わってきた。

 

でも自分はただ一言、

 

「お疲れ様でした。」

 

と声を掛けることしかできなかった。

 

しかし表彰式の時には一転、清々しい顔で表彰状を受け取っていた。その笑顔からは力強さを感じた。

 

これで4年生は引退し、自分もついに4月から4年生となる。残るインカレも2回となってしまった。4年生の無念は自分たちが晴らすしか無い。来年こそ表彰台の一番上に立ってやるという気持ちが沸々と湧いてきた。

現状では全国の速いライバルたちには負ける。でも1年後、彼らに負けるとは全く思ってない。それはこの1年間の先輩達の姿を見てるからこそ言える。

自分たちも努力すれば十分戦える、そのことを先輩達から教わった。

 

来年こそ、頂点に、そして強い京大を目指して。

 

次のステージはすでに始まっている。